十ニ月の歌
ドアノブに
触れただけでも
静電気
暗闇の中
小さな稲妻
(10日)
美容液
つけたすぐ後
乾燥す
砂漠に住むせい
それとも年のせい
(10日)
我が猫は
日本離れた
この地にて
ただ一匹の
私の同志
(13日)
十四の
歳を越せるか
師走月
猫、軽くなる
じっと佇む
(13日)
曇りのち
お空の羽が
こぼれてる
三年ぶりの
雪を見る午後
(芳賀梨花子さんへ 19日)
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