| ■014 エルメス ケリーバッグ |
2002/07/15 |
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HERMES:1837年、高級馬具商としてティエリ・エルメスが創業
ケリーバッグ:鞍を入れる鞄として作られた「オータクロア」(1892年)を原型に1935年ハンドバッグタイプの「サック・ア・クロア」として登場。後にグレース・ケリーが使い「ケリーバッグ」と呼ばれるように。
28cm外縫い ボックス・カーフ(黒)、金具パラジウム |
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いつの頃から憧れていたのか、覚えていないけれど、「憧れ」=「自分が持つ事はけっして無い」と思っていました。
少しだけ身近な存在に変化したのは、友人の影響。
親しくなった友人が持っていると聞き、その時から、「いつかは持ちたい」と思うようになりました。
それでも、「いつかは・・・」と思っていたので、現実からは程遠い存在。
でも、よくよく考えれば、ケリーバッグは一生モノ。早く手に入れれば、その分長く使えるというもの。
その事に気付いたのは、既に30歳を超えてからの事でした。
とはいえ、ケリーを持つにふさわしい暮らしぶりとは、けっして言えない私が、
ケリーをオーダーするには、何か理由が必要。
自分自信がものすごく頑張った事へのご褒美だとか・・・。
努力の苦手な私、オーダーするに足る理由ができないまま、数年経ちました。
その数年の間に、少しだけご褒美があってもいいかなと思う出来事があったので、
本当に欲しい物なのか確認の意味も含めて、
来るべき日の準備としてエヴリン(エルメスの中ではお手頃価格。カジュアルなので出番も多々。)をオーダー。
オーダー後、1年ほどで届いたでしょうか。
そんなある時、父の残してくれたものの一部が現金化し娘達3人へ分配するからと、母から連絡が。
そこで、最愛の父がらの贈り物と思ってオーダーする事に決定。
この決定に際し、母からも快い返事が得られたのは言うまでもありません。
オーダーから3年近く経ったでしょうか。1本の電話が。早速、受け取りに行ってきました。
(オーダー時には5年待ちとも言われていたので、早い方かもしれません。)
父が亡くなって20年近く経った今、父からのプレゼントが私の手元に届きました。
大切に大切に使い、私が使う事が無くなる日には、
父の血をひく女の子に、「あなたの、(曽)おじいちゃまからよ」と譲り渡したいと思っています。
でも、実は、届けられたばかりのケリーバッグ、眺めるだけで、使っていないのです。
まずは、レストランでのお食事がデビューになりそう。
大切なモノだからこそ、たくさん使いたいものです。
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