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高校を卒業した頃から、母が、少しずつ和服を揃えてくれました。
一度に揃えるのは大変なので、少しずつ揃えてくれたようです。
特に和服が好きというわけではありませんが、せっかく揃えてもらったもの、
機会があれば袖を通したいと思っています。
卒業式、謝恩会、結婚式と、そんなチャンスには、和服を着てきました。
でも、未だに、袖を通すことのできていない和服もいくつかあります。
小紋や大島、普段着用の和服は、着る機会に恵まれないものです。
高校を卒業すると母と離れて暮らし始めたので、和服は全て実家に置いてあり、
着る機会のあった和服だけを自分で管理するようにしていました。
袖を通すことの無い和服は、いつまでたっても、母の手元にあるままです。
せっかく私のためにと用意してくれているのに残念なことです。
ちょっとしたきっかけがあり、そんな袖を通したことの無い和服も全て、
自分で管理することになり、チェストサイズの総桐箪笥を用意することを思いついたのです。
あちこちの家具ショップを見て周り、カタログを見せていただいたり、
オーダーメイドの見積もりをだしていただいたり。
価格、自分の思い描くイメージ、置くことのできるサイズの限界、
実物を見れないまま購入する際の素材の質感の思い違いなど、
いろいろ悩んだあげく決めたのがこれです。
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はじめは、明るいスプルース系色の桐の素地の物で、
船箪笥のような装飾金具があるものと思って探していたのですが、なかなか、思うような物には出会えません。
結局、カタログから選び出し、同等の素材を使っている展示品で質感を確認したうえで、オーダーしました。
当初希望した色とは、全く違いますが、寝室に置いた際の雰囲気は、予想以上に満足!!機密性も抜群です。
悩みに悩んだ末の決定、今のところ不満はなく、和服も少しは落ち着いたことでしょう。
この箪笥、自分で購入する予定でしたが、ラッキーなことに母がスポンサーになってくれました。
母が揃えてくれた和服とその器。
大切にしまっておく事はもちろんの事、時には、機会を作って袖を通してあげようと思います。
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