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| ■素朴な庭花 | 2002/05/09 |
| 祖母は、1日の大半を庭で過ごし、家中のいたるところに花を生ける人でした。 小学生だった孫の為に、早朝から切花を用意し、教室へ飾る為に持たせてくれたものです。 そんな環境で育ったにもかかわらず、花には無関心。 花の名前もあまり知らないまま大人になってしまいました。 |
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そんな私が、この春ずっと、家の中に花を欠かした事がありません。 ラベンダー、ミモザ、水仙、フリージア、コデマリ、谷うつぎ…。 どれもこれも、ほんの少しづつ、庭からの切花ばかり。 もともと、花に対する関心の希薄だった私は、庭のある生活になっても、 花よりも樹木(その半分は実のなる木)ばかりに目がいき、 花のことなんて考えてもいませんでした。 そんな中、引越しの片付けなどの手伝いに来てくれた母が、 自宅の庭から掘りあげた球根や、挿し木で増やしておいた小さな苗を、 持ち込んでくれたのです。 そして2年目の春には、それらが花を咲かせ、殺風景な庭に彩りを添えてくれました。 その頃からです。少しづつ花にも興味が湧いてきたのは。 母が持ち込んでくれた花達は、みんな宿根草(多年草)や球根、小低木。 それも、世話要らずで丈夫なものばかり。 |
5年目になる今年、私自身が選んだものも含め、かなり庭はにぎやかになりました。 (それでも、ご近所のお庭とは比べ物になりませんが) そうして、咲いた花たち。せっかくなので、切花にしてせっせと生けてみています。 フラワーアレンジとは程遠い、我流の適当な生け方ですが、フラワーショップで買う花と違い、 素朴な感じの庭の花たちには、こんな生け方の方が似合っていると自己満足。 生活の器が変わり、自分自身も少しづつ変わっていくのですね。 祖母がそうしたように、家中のあらゆる所に、庭の樹や花が飾ってある暮らしができるようになれたらなぁと思います。 決して、買ってきた花ではなく、庭にあるっていうのがいいのです。素朴な感じのがね。 |
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