闘病記録
2001年5月〜6月
通院記録 |
気付いたこと、症状など |
| 5/4 PCV19% PCVが現状維持なので、薬を1週間は毎日4錠のませ、のちに1日おき4錠にすることに。 |
肝臓肥大でお腹が膨らんでいて重そう。そのせいか、便が出にくく、時間がかかる。 |
| 5/10 下痢と血便で病院へ。 原因は薬とみられるため、1日おき3錠に減らす。 |
下痢をしている。血もまざっている。血便だ。 |
| 5/19 PCV19% もう薬があまり効かなくなっている。 |
日に日に歩けなくなっている。5、6歩程度、歩いては止まって休んでいる。 息遣いも荒く、いかにも辛そう。 |
| 5/30 悲鳴をあげ、倒れる。病院に電話。 おそらく、失神したのだろう 肝臓が脾臓の、赤血球を破壊する働きだけをしてしまっていて、貧血が進んでいるのではないか、とのこと。 人間用の鉄剤をあたえてみることに。 |
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| 6/2 PCV14%。過去最悪。肝臓もかなり肥大している。 少しでもPCVをあげなければならないため、朝、プレドニゾロンは飲ませていたが、注射もした。 肝臓の肥大はおそらく腫瘍なので、サメの軟骨、アガリクスの粉末を与えてみることに。 肝臓はメスを入れれば大量に出血するため、輸血をしながらでもこの子には耐えられない。薬漬けでかわいそうな気もするが、薬を続けるしかない。 |
あんなに大好きだった散歩にも出たがらない。 車ではしんどくても座らなかったのに、時々座るようになっている。 |
| 6/3 昼間、外に出たがるので、庭にだしてやる。おしっこをすると、急に早足で歩きだし、ぺたん、と座り込んだ。うーっと怒っていたが、抱いて家に連れて入り、毛布の上に寝かせたとたん、ぱたっと倒れた。動かない。息もない。頭の中が真っ白になり、何度も叫んだ。手足がしびれてきた。 この日から一緒にそばについて寝ることにした。 |
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| 6/4 薬(アガリクス)をとりに行った。 |
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| 6/5 夜中に何度も何度も吐く。血便はないようだが、下痢をしている。 |
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| 6/6 病院へ電話をし、昨晩の状況を説明し、指示を仰ぐ。 今日は薬をやめ、嘔吐がおさまっていれば、おかゆのような消化の良いものを食べさせ、薬は明日は2錠与えるように、とのこと。 薬の効きが悪くなっているのは事実。 |
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| 嘔吐はおさまり、下痢もだいぶマシになった。 でも苦しいのか、よく眠れていない様子。 |
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| 6/8 嘔吐や下痢はおさまったものの、かなりしんどそうなので、往診に来てもらう。 PCV12.5%……。 ここまで薬が効いていないとは、先生も予想外だったようだ。緊急に輸血が必要。 明日、朝一番で輸血ができるよう、準備をしてくれることになった。 |
もう薬は全く効いていないということだろう……。 かなりしんどそうで、私が帰ってきても横になっていた。 それでも私の姿を見ると起きあがってしっぽを振ってくれるし、食事中は欲しくてそばに来てはなく。 無理しないで寝てて! |
| 6/9 朝一番に病院へ連れて行く。かなり、嫌がっている。 輸血をする前に、用意された血液とのマッチテストをするが、凝固が起きてしまった。輸血が出来ない……。 PCVは10%にまで下がっていた……。 最後の手段として、人工ヘモグロビン「オキシグロビン」を用意していてくれたので、それを投与することになった。 いつもおとなしいのに、とても嫌がり、暴れた。もうそんな力はないはずなのに……。 オキシグロビンの点滴が始まってからも、暴れつづけ、ほんの2、3分でパタッと横になり、息がなくなった。 人工呼吸器をつけ、心臓マッサージをしてもらったが、心拍はどんどん下がり、とうとう帰ってきてはくれなかった。 |
朝起きると、いつもと同じようにしっぽを振って喜んでくれる。 ごはんも欲しがるのであげたが、肥大した肝臓が圧迫するのか、1度に全部は食べられないようだ。 |
| 私はひとりでこの子の最期にたちあった。 もうダメだと聞いたとき、手足は冷たくなり、しびれて感覚がなくなった。今にも倒れそうだった。 |
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| クリンの状態が悪くなっても、薬を与える以外には、輸血という一時的な方法しかないということが、私たちに付きつけられたつらい現実でした。 私たちに出来ることは、最期まで精一杯の愛情で看病してあげることだけでした。 お散歩が大好きだったのに、日に日に歩けなくなって、トイレに抱いて外へ連れて行くだけになってしまいました。 ここまで悪くなっていても朝起きた時は喜んで尻尾を振っていたし、私が仕事から帰ると、玄関までは出て来れなくても、むくっ、と起きて、喜んでくれました。 私の目の前で倒れた時、クリンは息をしていませんでした。 先生は緊急に輸血の準備をしてくださいました。翌日、朝一番でできるようにしてくださいました。 その日の朝も、いつものようにクリンは私たちの枕元にきて、尻尾を振って喜んでいました。ごはんも欲しがって食べました。でも、もう全部は食べられません。肝臓が胃も圧迫しているからか、しんどくて食べられなかったのか……。 病院に出かける前、私は数枚、クリンの写真を撮りました。 点滴をはじめてからも暴れつづけ、やっと落ち着いてきたと思ったとたん、母が「息がない!」と叫びました。先生は飛んで出てきて、クリンを抱いて奥へ連れて行きました。しばらくして呼ばれて、奥へ行くと、人工呼吸器をつけられ、心臓マッサージをうけるクリンの姿がありました。でも、一向に心拍が上がる気配はありません。 |
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| 極度の貧血状態の中、緊張、不安などから暴れてしまった結果、失神し、全身へ酸素がいきわたらなくなったことで心停止に至ったものと思われます。 病院へ来ることで無理をさせてしまったのかもしれません……。 先生も、まさかこんなに急激にPCVが下がるとは予測できなかったようです。 |
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