骨髄脂肪腫
〜myelolipoma〜
| 脾臓や肝臓などで稀に見られる良性腫瘍。 通常、血液は骨髄で作られるが、この病気の場合、脂肪細胞間で作られてしまう。 クリンの場合、脾臓とその周囲に大小いくつかの腫瘍が出来ていました。 |
送付された脾臓の腫瘤部分には、よく成熟した脂肪細胞が観察され、それらの細胞間には種々の段階の骨髄球、赤芽球、骨髄巨核球などが多数観察され、髄外造血の像を呈していた。異型な細胞は観察されなかった。付属リンパ節と思われた小腫瘤も同様に、脂肪細胞と上記の骨髄細胞で構成されていた。 成熟した脂肪細胞間に、種々の骨髄細胞が観察されることから、骨髄脂肪腫と診断する。 本腫瘤は脾臓や肝臓などで稀に認められる病変で、良性の病変である。本例では、脾臓の周囲にも同様の病変が形成されている様子であるため、腹腔内脂肪組織に病変が残存する可能性は否定できないと思われる。 |
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